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ジェネレーションYは親世代より親切

【シドニー23日AAP】   最新の調査研究結果によると、何かと批判されがちなジェネレーションYといわれる若い世代のほうが、その親世代のベイビーブーマーや、ジェネレーションXよりも、慈善精神にあふれていることが明らかとなった。

オプタス・ロックスコープ・パートナーシップ社による世代研究の結果によると、20~30歳のオーストラリア人の67%が、過去に何らかの社会活動の経験があるのに対し、その親世代は64%、ジェネレーションXは62%にとどまった。また、ジェネレーションYはボランティア活動にも熱心で、同世代による年間総ボランティア時間は1.92億時間にも上り、その経済効果は約31億ドル相当。同世代は寄付もよく行っており、94%が過去に慈善団体へ寄付しており、20%が定期的な寄付を行っている。

しかし統計数値とは裏腹に、年上世代の63%がジェネレーションYのことを「自分勝手」だとみており、62%が「物質主義的」だと感じているようだ。

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