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連邦選挙戦中盤、ラッド首相全国遊説

【シドニー23日AAP】   連邦選挙投票日まで2週間となった23日、劣勢が伝えられる与党労働党のラッド首相は、全国各地を回り、最後まであきらめずに戦う、と支持を訴えた。

選挙戦第3週に入り、シドニーをスタートした首相は、NSW州北部のリズモア、コンドンからブリスベンに行き、2回目の党首討論を行った。その後、VIC州ジロングを回ってシドニー西部に戻った。

各地で遊説したラッド首相は、アボット野党党首が公約した55億ドルに上る有給の育児休暇の財源について、新たな法人税収を充てるようだが、計画では半分しか充当できない。残りは政府の各種サービスの予算を削減して充てるつもりだと批判し、「野党案では子どもの育児のために、大金持ちに対しても7万5000ドルを支払うとしている。これは現在の政府の育児予算を超える額だ」と述べた。

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