【シドニー24日AAP】 シドニーに建設されている新築住宅の増加は、シドニー西部地区を「新興都市」に変えていると、NSW州政府が明らかにした。
24日に発表された都市計画局の統計では、前年度にシドニーの全域で建設された住宅は2万1097戸で、前年同期比35パーセントの増加。これは2003/04年度以降最も多い住宅建設戸数だという。
大幅な伸びはシドニー西部の、ブラックタウン、パラマタ、カムデン、ペンリス、リバプールなどの地域が急成長していることを示している。
オファレルNSW州首相は、より多くの家を建設することが不動産価格を抑えることであるとし、「我々は、できるだけ住宅価格を低く抑えたいが、そのためには供給を増やす必要がある。不十分な供給では需要が高まり、価格が上がってしまう。このデータは、住宅市場に入ろうとしている人々のためのすばらしいニュースだ」と、語った。