【キャンベラ24日AAP】 グリーンズ(緑の党)のクリスティーン・ミルネ代表は、自由党と国民党の保守連合の間で内紛が始まる兆候があると語った。
先週、自由党の幹部が、国民党はあまりに「保護貿易主義者」で、アボット野党党首に貿易相のポストを与えるよう要求している、との報告を行った。
ミルネ代表は、これがちょうど保守連合の内部対立につながるとし、「アボット政権では、政権内部の保守派や国民党から、対立や論争が生まれてくるだろう」と、24日にキャンベラで記者団に語った。
アボット野党党首は、保守連合が選挙に勝った場合、貿易と投資のための省を新設するとしている。
また、代表によると、アボット氏はグリーンズのような少数政党とは交渉しないと言うが、「彼は、自由党が決して国民大多数の代表として存在していないことを認めることができない」「自由党はすでに国民党と連立を組んでいて、彼は国民党と交渉していかなければならない」と語った。