政治

「NSW首相は職員増の公約違反」野党

【シドニー26日AAP】   NSW州労働党は、オファレル州首相は選挙公約で与党職員の削減をうたっていたにも関わらず、実際はその数が増えていることを指摘。オファレル州首相を批難した。

州労働党のセカンド議員によると、現在の与党が選挙で勝利を収めた直後の2011年6月以降、与党の職員数は167人から2012年12月までに185人になり、今年6月には190人に達した。

また、オファレル州首相直属の職員の数も2011年6月に19人だったのが2012年末には23人に増加。現在は25人いて、うち6人は職員年間給与基準の最高額である27万3000ドルを受け取っているという。

セカンド議員は、「与党は、消防隊員や児童保護スタッフ、また医療・教育関係の職員数の削減を行っている裏で、自分たちの職員数を増やしている」と述べ、2010年にオファレル州首相が選挙公約としていた与党職員数の削減を守っていないと批難した。

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