【ゴールドコースト29日AAP】 今年6月、ゴールドコーストで、泥酔状態の父親が7歳の息子に自動車を運転させた件に関して、29日、サウスポート簡易裁判所は父親に対して判決を言い渡した。
この男(42)は裁判の中で、危険運転や飲酒運転などの罪を認めた。裁判長は男に対して、執行猶予2年と21カ月間の運転免許停止処分とした。
また裁判の中では、男が妻や両親、祖母、また複数の親友が過去1年3カ月の間に亡くなり、辛さから逃れるためにアルコールに依存していたことが明らかにされた。
この事件は今年6月21日、ゴールドコーストのザ・エスプラナーデで午前3時ごろ、警察がフォード車を停止させたところ、7歳少年が運転していたもの。父親は助手席で泥酔状態だった。
警察に停止させられた際、運転席の少年は泣き叫び、「ごめんなさい。どうか僕と父さんを逮捕しないで」と警察官に訴えたという。