【シドニー31日AAP】 アメリカ航空宇宙局(NASA)はこのほど、2020年にNT準州のアーンヘム・スペース・センター(ASC)からロケットを打ち上げる方針を明らかにした。NASAが米国以外の国で民間所有地からロケットを打ち上げるのはこれが初めてとなる。
NT準州のナランバイ(Nhulunbuy)気候に位置するASCを管理する、エクアトリアル・ローンチ・オーストラリア(ELA)は、ロケット打ち上げについてオーストラリアが宇宙での活動において、今後さらに存在感を示す用意が出来ていることを示すものと評価した。
ELAのスコットCEOは、宇宙産業でオーストラリアが一歩を踏み出し、今後さらに成長していくことが期待できるとした上で、「国内の宇宙産業で雇用創出も期待できる」と述べた。