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妊娠中の電子タバコ「止めるべき」 研究から

【アデレード1日AAP】   電子タバコやベイプ(VAPE)による安全性が明確でないことから、妊娠中の女性は使用すべきではないと電子タバコの研究者が警鐘を鳴らしている。

 

アレクサンダー・ラーコム准教授は、多くの人が妊娠中に、電子タバコの方がタバコよりも安全であると信じて喫煙していることを指摘し「そのような事実はまだ明確にはなっていない。女性やお腹にいる赤ちゃんがニコチンや他の有害な化学物質の影響を受ける可能性がある」と述べた。

 

国内では18歳から39歳が電子タバコの主な使用者だという。最新の研究結果から、ニコチンなしだと書かれている10種類の電子タバコのうち6種に、ニコチンや、殺虫剤や殺菌剤などに入っている有害化学物質が含まれていることが明らかになっている。

 

同准教授は、ニコチンが胎児の健康に多大な影響を与えるとし、電子タバコのさらなる研究が必要だとした。

 

 

 

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