【シドニー3日AAP】 シドニー北のセントラル・コーストで、フィリピンから帰国した乳児がはしかに感染しているとわかった。クリスマス以降、NSW州で42人目のはしか感染だ。
生後12か月に満たない乳児は5月25日午前、マニラからセブパシフィック航空5J41便でシドニー空港に到着した。
州保健局は3日、同便の搭乗客や同時刻にシドニー空港に居合わせた人に対し、最長18日はしかの症状に注意するよう警告した。また、はしかの症状が疑われる場合は一般医(GP)に行く前に電話するよう促した。
5歳児の95%がはしかの予防接種率を受けており、NSW州の予防接種率は過去最高だ。