【キャンベラ4日AAP】 先立ってメルボルンで発生した強盗事件の被害者に、海外からの留学生も含まれている。連邦のテーハン教育相は、教育機関と連携して留学生を保護する意向を示す。
ヘラルド・サン紙は3日、メルボルンで過去3週間に発生した強盗被害多数にモナシュ大学の学生も含まれたと伝えた。同大学は同紙に対し、「強盗事件は校外で発生したものの、被害者の学生にはカウンセリングを提供している」とコメント。留学生に関する法の下、教育機関は留学生の精神・身体的健康を確保するための支援サービスを提供しなければならない。
留学生の95%が、安全であることを理由の1つにオーストラリアを留学先に選択する。テーハン教育相は4日、「留学生に対する暴力は政府や警察にとって最優先課題だ」と声明を発表した。