【シドニー3日AAP】 シドニー西部のブルーマウンテン国立公園で、訓練中のヘリコプター救急隊員が遺体を見たとしていた件で、警察は、7月に失踪した男性のものではないかとみていると述べた。
2日午後4時ごろ、NSW州のヘリコプター救急隊員は、ローラに近い岩の崖部分で遺体を見たと報告。警察では、まだ遺体かどうかは確認できていないとした。「崖の頂上から50メートル周辺に集中して捜索を行う」と警察。現場は徒歩では進入できないため、ロッククライミングの要領で崖を下りていかなければならないという。
現場は、今年7月半ばに失踪したギャリー・ツィドルさん(23)が最後に目撃された場所からおよそ2キロの地点。ツィドルさんは深夜に同僚に電話し、林で迷ってしまったと告げた。
ツィドルさんの恋人であるアニカ・ハイさんは先週、警察はツィドルさんが事故死したために発見されないと判断し、今後は検視官が担当することになったと話した。