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与野党党首、最後の訴え

【キャンベラ6日AAP】   7日の連邦選挙投票日を前に6日、与野党党首が最後の訴えをした。

劣勢が伝えられる与党労働党のラッド党首は、まだ連邦選挙に勝利できると主張して、最後まであきらめない姿勢を見せた。一方、アボット野党党首は、勝利を主張することなく、戦いの勝者はどちらになるかまだ分からないとした。

ラッド首相は、「我々はこの選挙に勝つことができると思っている」と取材に対して答えた。「選挙遊説で全国を回ったが、野党が政権につくと大幅な予算削減により、国民の雇用や賃金、残業手当などが影響を受けることになる」と警告した。

アボット野党党首は、この選挙はまだ誰が勝利するか分からないとし、難民ボートを阻止し、炭素税を撤廃して、労働党政権の無駄を止めるために野党連合を選択するよう有権者に訴えた。

さらに、「少数党や無所属を選ばないように。無所属議員はこれまで議会を台無しにしてきた。再び彼らに次の議会を壊させない」と警告した。

テレビ番組やインタビューで、アボット野党党首は、より強い経済の構築を訴え、ラッド首相は世界的な財政危機、低金利、雇用創出を通じた経済効果を強調して、アボット氏が勝利するなら大幅な財源削減になると訴えた。

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