【キャンベラ7日AAP】 7日に全国で投票が行なわれた連邦選挙は、今夜、大勢が判明する見込みだが、投票前に行なわれた各世論調査の結果は、野党保守連合が大勝すると示している。
最新のニューズポールによる調査では、与党労働党が最大で32議席失うと見られ、そうなると議会勢力は50議席を下回ることになる。
政党別の支持率では、自由・国民両党連合が46パーセント、労働党が33パーセント、グリーンズが9パーセント、その他12パーセントとなっている。二大政党比較では、野党連合が54パーセントで、与党労働党が46パーセントだ。
また、モーガンによる調査結果も、野党連合が53.5パーセントで、与党労働党が46.5パーセントと、同様の結果となった。
フェアファクス/ニールセンの調査でも、与野党の支持率はニューズポール同様、野党連合が54パーセントで、与党労働党が46パーセントの結果となっている。
ラッド首相の選挙区、ブリスベンのグリフィス地区では首相の苦戦が伝えられている。
一方、アボット野党党首は、選挙の行方をラグビーの試合に例えて、「グランドファイナルの最後の1分間だ。1トライで逆転が起きてしまう」と、まだ接戦で予断を許さないと語った。
午後4時の出口調査によると、野党連合が25議席増の97議席で、労働党が21議席減の51議席という結果が予想されている。