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2大航空 シドニー新空港建設に参画

【シドニー6日AAP】  航空大手カンタス航空と格安航空ヴァージン・オーストラリアは6日、シドニー西部に建設が予定されているウエスタン・シドニー空港の建設計画に協力することに合意し、署名した。同空港は総工費53億ドルで建設され、2026年に開業予定だ。

カンタス空港とヴァージン・オーストラリアは、空港の建設計画に参画することで、空港ターミナルや搭乗システム、手荷物や安全管理、空港アクセスなどについて発言権を持つことになる。ウエスタン・シドニー空港のミレットCEOは「航空会社と意見を交えて協力することで、人々に愛される空港を建設することが可能となる」と述べた。

また、カンタス航空のジョイス会長は、空港の建設に初期段階から参画するチャンスはあまりないとした上で、「乗客に素晴らしい体験を提供し、航空会社が低料金を実現させるため能率性の高い空港を作るチャンスだ」と抱負を述べた。ヴァージン航空のスカラーCEOも「またとない機会」と話した。

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