【シドニー9日AAP】 シドニー市中心にあるバーの警備員が襲われた事件で、セントラル地方裁判所は9日、犯人の男の一時保釈を認めた。家族が支払った保釈金は50万ドル以上だという。
ジェームス・ロングウォース被告(32)は6日夜、シドニー市内ジョージストリートにある「バー333」の警備員であるファディ・タイバさんの頭部を殴った。タイバさんは倒れたはずみで頭部をフロアに叩きつけ、搬送先の病院で緊急手術を受けた。現在も意識不明の重体となっている。
ロングウォースは、暴行罪などで起訴された。裁判所には被告の家族や支援者などが多数いたが、報道陣に対して何も話すことなく裁判所を後にした。事件に関する裁判は11月5日、ダウニング・セントラル地方裁判所で再開される。