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ギラード元首相、母校の名誉教授に就任

【アデレード11日AAP】   ジュリア・ギラード元首相が、母校のアデレード大学の名誉客員教授に就任することが決定した。歴史政治学部の教授として、11月1日に就任する。

同校のベディントン学長は11日、ギラード氏について、「オーストラリアの初代女性首相として、どの大学にも提供できる貴重な知識と経験を持っている同氏が、母校である本校に戻る決意をしたことを誇りに思う」と述べた。また、同氏が教鞭をとる予定の歴史政治学部に多大な貢献をするだろうとした。

ギラード氏は1979年から1981年まで、同校で法律学を学んだ。母校で教えることになったことについて、「本当にうれしい」と語った。ただし、この教授職は無給だ。

同学部はこれまでにも、多数の元政治家らを教授として迎え入れてきた。たとえば、自由党のアレキサンダー・ダウナー元外相、民主党のナターシャ・スコット・デスポージャ元党首、労働党のジョン・バノン元SA州首相など。

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