【パース8日AAP】 WA州の道路安全管理局は、交通事故死を防ぐために同州全土で制限速度を10キロ引き下げするように提言していることを明らかにした。
同管理局では、制限速度の引き下げによって、命が救われるだけでなく、経済効果にも繋がると述べている。イアン・キャメロン会長は「高速道路と幹線道路を同じ制限速度にすることで、車の燃費も良くなり車の損傷も少なくなる」と説明している。
キャメロン会長は、高速道路や幹線道路での10パーセントの減速で、地域社会に33パーセントの利益があるとしている。
マクゴーワン政権は、この提言から距離を取っており、地域住民が望む場合に限り、制限速度の引き下げを行うと述べている。