【パース9日AAP】 WA州出身で80年代から90年代にかけてAFLで活躍していたアボリジニのニッキー・ウィンマー氏の銅像が、パース・スタジアムでウェスタン・ダービーの前に披露されることとなった。
ウィンマー氏は1993年に、ヴィクトリア・パークで開催されたウィンマー氏所属のセント・キルダとコリンウッドとのAFL試合中、コリンウッドのファンからの人種差別的野次に抗議したウィンマー氏の印象的なアクションで世界的に有名となった。
ユニフォームのシャツをめくり上げて、自身の腹部を指差して抗議した姿を現した銅像について、ウィンマー氏は「アボリジニやトレス諸島民の歴史や文化についてもっと教育や会話の機会が増えることを期待している」と述べた。
銅像の建立費用はクラウドファンディングによって集められ、メルボルンの著名彫刻家が担当しており、数週間のうちにVIC州からWA州に運搬される