【シドニー13日AAP】 「ジ・オーストラリアン」紙の報道によると、シリア東部でオーストラリア人の男が自爆テロを行った。ただ、犯行日時などは明らかにされていない。
自爆テロの犯人はアブ・アスマ容疑者だとされており、テロ防止本部が現在、事実関係を調査している。ダマスカスから北東約450キロの町、デア・アルゾアで、乗用車に爆弾を仕掛け爆破させた疑い。
同紙の伝えたるところによると、アスマ容疑者はテロ防止当局が周知の人物だったが、外務省と連邦警察はこれまで事件について言明していない。
シリアの人権問題を監視している英国の団体は11日、フェースブック上で、「アルヌスラ出身のアブ・アスマ・アル・オーストラリと呼ばれる自爆テロ犯が、アルムレイヤという町の学校で、爆弾を仕掛けた車を爆破させ、自害した」と投稿した。