【キャンベラ13日AAP】 7日に投開票が行なわれた連邦選挙で、接戦が伝えられていた選挙区のうち2つで労働党が敗北を認めた。
労働党は13日、NSW州のイーデン・モナロ地区とQLD州のカプリコーニア地区で、保守連合を巻き返すことができないと認めた。これで連邦下院の議席は、保守連合が93議席、労働党が53議席となった。
このほか、VIC州のマックエウェンとNSW州のパラマタ両地区で、労働党の苦戦が続き、おそらく議席獲得はならないだろうと見られている。
一方、自由党は、ひとつを除き、接戦の地区すべてを制した。また、資源関連の資産家として注目されているQLD州フェアファクス地区のクライブ・パルマー候補者は、自由国民党のテッド・オブライアン候補に1132票の差をつけてリードしているが、票差は縮まってきている。