【シドニー17日AAP】 NSW州のベレジクリアン交通相は17日、シドニーを走る電車の新しい時刻表を発表。ラッシュ時などにシドニー市内を発着する電車の本数が、10月20日以降、大幅に増える。さらに、シドニー西部・南西部への電車本数も増加する。
シドニー市を発着する急行の本数は一週間で600本、ラッシュ時(午前6~10時と午後3~7時)には230本増加した。さらに、午前6~9時にシドニー市に入る電車と午後4~6時にシドニー市を出る電車の本数も100本増やされた。
さらには、ペンリス、ブラックタウン、リバプール、キャンベルタウンといったシドニー西部及び南西部を発着する電車の本数も増えた。また、南西部からシドニー西部パラマタやウェストメッドにアクセスする際、これまではグランビルで乗り換えが必要だったのが直行で行けるようになった。
ベレジクリアン交通相は、「州政府はここ数十年で最も大規模な電車の時刻表の調節を行った。これにより多くの乗客に対してメリットとなることを願っている」と述べた。