【シドニー18日AAP】 NSW州議会は現在、シドニー最大の繁華街キングスクロスにあるバーやクラブで、危険とされている店舗に入店する際にID(身分証明)をスキャンするシステムの導入を検討している。
このシステムでは、一時入店禁止の処分を受けている顧客を特定することができ、その人物がもし別の店に入店しようとすると処罰を受ける。またスキャンする機械は店の負担となる。
キングスクロス署は18日、このシステムが導入されると警察の仕事が非常に楽になると述べた。「このシステムによって危険とされている店で暴れるなどした人物を簡単に特定することができる」と警察。
スキャンシステムは、月曜から水曜の間は午後7時から閉店まで、また木曜夜から月曜早朝までは継続して使用される。