政治

アボット新政権、女性大臣は1人だけ

【キャンベラ19日AAP】   18日に組閣されたアボット新政権に、女性大臣はビショップ外相1人のみであることについて、与党自由党のワット・ロイ議員は不十分だと批判した。

同氏は19日発行の「ジ・オーストラリアン」紙の中で、「われら自由党員らは、できる限り最高の候補者を提供する義務を満たすべきであれば、より多くの女性候補を発掘する必要がある」と語った。また、「不公平な(男女)割合制度だと言ってるわけではないが、連邦内閣に女性大臣が1人しかいないのは良くない」とした。

今回大臣選出の有力候補と見られていたケリー・オドワイアー議員は、選出されなくてがっかりしたかとの質問に対し、「誰もが貢献したいし、より多くの責任を望む」と述べつつも、今回大臣になった議員らは、選出されるだけの価値がある者ばかりだったとした。

一方、アボット首相は今週、より多くの女性を大臣に選出できなかったことを残念に思うと述べた。

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