【メルボルン20日AAP】 オーストラリアを代表する歌手、オリビア・ニュートン・ジョンが、メルボルンにがんセンターを開設した。
自身が乳がんを患い手術を受けたことのあるニュートン・ジョンは、これまでがん啓蒙活動を行ない、がんセンターの設立に向けて活動してきたが、約10年を経てこのほど完成し、20日、メルボルン北部に「オリビア・ニュートン・ジョンがん健康センター」が開設した。
ニュートン・ジョンは、センターのオープニングに際し、最近、実の妹をがんで亡くしたことから、愛情のこもったケアと支援がどれほど大事か教えられたとし、「がんと健康という言葉の組み合わせが重要です。将来、がんを撲滅して、このセンターのロゴマークから“がん”の言葉がなくなって、健康センターになるのが夢です」と語った。