【キャンベラ21日AAP】 連邦政府は、新政権の最初の任期中にGSTを上げるつもりはない、と明確に否定した。
自由党のコリン・バーネットWA州首相が、アボット新政権にGSTの税率を上げるよう提案して、GST論議を再燃させたが、ブルース・ビルソン中小企業担当相は、21日、保守連合の選挙公約通り、税については何も変更することはないと述べた。
ビルソン氏は、「アボット連合政権は、最初の任期中にGSTを変えることがないのは明白だ」と、ABCテレビに語り、「特に連邦政府には支出に問題があり、収入問題ではない。ただし、税制の見直しにGSTを含むのはまちがいない。見直しによって変更が提言された場合などは選挙に問うことになる」と、付け加えた。