ビジネス

テルストラ、規模縮小と利益拡大目指す

【メルボルン26日AAP】   25日に1100人の解雇を発表したテルストラだが、今後も少なくても数年は同様の解雇を進め、企業規模の縮小と営業利益の拡大を目指すと発表した。

同社の業務最高責任者、ブレンドン・ライリー氏は26日、メルボルンのラジオ番組のインタビューの中で、成長分野に焦点を置き、全体的な企業規模を毎年縮小していくと述べた。また、いつまで続けるかは未定だが、少なくても今後数年は従業員の解雇などを実施するとした。

1100人を解雇するという25日の発表について、各種組合は同社の既存通信網上の故障件数が過去最大であるのに対し、営業利益も過去最大だと批判。しかし同社は、組織の簡素化と成長のためには人員削除が不可欠だと反論している。

ライリー氏の話では、解雇予定の1100人の多くは固定網の技師らであり、顧客サービス関連の従業員の解雇はないという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら