【キャンベラ29日AAP】 ブランディス連邦法務相が2011年にラジオDJの結婚式に出席する費用を公費扱いにした件で、同相は、「今でも、あくまで仕事の一環だったと思っている」と述べたものの、その費用を返還した。
ブランディス法務相は2011年、国民党のジョイス議員と共に、友人であるラジオ局2UEのDJであるマイケル・スミス氏の結婚式に出席した。その際に旅費などの経費3000ドルを必要経費として計上した。
ブランディス大臣は、当時、スミス氏はギラード首相(当時)とクレイグ・トンプソン労働党議員(当時)のスキャンダルを報じていたため、あくまでも結婚式出席は「仕事の一環」と解釈しているとし、この考えは今でも変わらないと述べた。
一方で、「結婚式の出席に関して不明瞭な点があったのは確かである」と述べ、費用としてかかった1683ドル6セントを連邦財務省に返還した。