政治

難民にも支援を 自殺予防対策で 保健省

【メルボルン15日AAP】   グレッグ・ハント連邦保健相は、連邦政府の自殺防止のための4つのメンタルヘルス・プログラムの1つを海外の難民収容所にいる収容者にも適用することを明らかにした。

 

1つのプログラムごとに上限で10万ドルが与えられることになっており、精神疾患が原因で毎年自殺が発生している現状を改善することが狙いだという。

 

プロジェクトは、自殺が多発する場所での行動パターンの研究、高齢者のアルコール依存、うつ病、社会的孤立の調査、自殺未遂者の自殺再防止のための支援活動の検証、そして亡命希望者や難民の自殺防止対策の研究が対象になる。

 

ハント保健相は「あらゆる状況で精神疾患をもつ人たちを支援、保護することが我々の任務であり、海外で収容されている難民も対象にしている」と述べた。

 

 

 

 

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