国際

政府高官による亡命船問題の協議続行

【キャンベラ4日AAP】   モリソン移民相は4日、オーストラリア政府の亡命船対策はこれまで同様厳格なもので変更することはないとした。

これは、今週、アボット連邦首相がインドネシアでユドヨノ大統領と亡命船問題について協議したことから、亡命船対策が緩和されるのではないかとの観測を否定するものだ。

移民相は、来週、政府高官や軍・警察関係者などがインドネシアで、ハイレベルの二国間協議を行なうことを明らかにした。また、移民相自身がナウルの収容所に出向き、収容者たちに対して直接、決してオーストラリアに来ることはできないと告げると述べた。

政府は、オーストラリアにビザ無しで到着しようとする亡命希望者を乗せた船を、出港国であるインドネシアに引き返させる政策を取るとししている。

亡命船対策強化をはじめた9月18日以降、すでに334人の亡命希望者が、ナウルやパプアニューギニアのマナス島の収容施設に送られている。

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