【シドニー5日AAP】 NSW州では、月曜日の7日が祝日のため、5日土曜日から三連休となったが、早くも交通事故死が2件発生した。
NSW州警察では、4日、休暇中の交通事故防止と交通違反の取締を強化する「オペーレーション・スローダウン」を開始したが、24時間のうちに1238件のスピード違反が摘発された。これは昨年の同時期に比べ129件増加している。
交通事故死は、4日朝、ミラーズ・フォレストのレイモンド・テラス・ロードで、19歳の男性が運転するレクサス車が、フェンスに激突したもので、警察ではスピードの出し過ぎと見ている。
また、同日、ノース・アルバリーでは、53歳の運転するオートバイが、カーブを曲がりきれずにフェンスに激突した。
スピード違反では、Pプレートの19歳の少女が、ゴルバーンで、110キロ制限を159キロのスピードで走行して逮捕されたが、シドニーで夜を過ごすために友人を急いで迎えにいくところだった。
また、ダボの近くでは、Lプレートの16歳の少女が、14歳と10歳の女の子と8歳の男の子を乗せて走行しているところを捕まり、その場で免許を取り上げられた。
警察では、この週末三連休は、スピード制限を守り、必ず休憩を入れて運転し、シートベルトを忘れないようにと話している。