【シドニー7日AAP】 4日から7日までのロング・ウィークエンド(土曜から月曜の祝日を含む3連休のこと)の期間中、NSW州警察は特別交通安全活動を行った。しかし6日までの3日間で9人が交通事故死した。
NSW州警察が特別交通安全運動「オペレーション・スローダウン」を開始した4日、州北部デルングラで午後2時ごろ、自動二輪車が転倒し、乗っていた少年(17)が死亡。少年はヘルメット未着用だった。さらに6日午後零時20分ごろ、乗用車が横転し、乗っていた3人が死亡した。
NSW州警察によると、9人という死亡者数は昨年のそれと比較して7人も多いという。さらに、今年のこの期間における速度違反者数は3538人。昨年同時期の2864人から大幅に増加した。「3日間で死亡者数が9人とは多すぎる。我々が警告をしても州民は命を危険にさらし続けている」とNSW州警察。