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イルカ漁で有名な太地町に水族館計画

【東京7日AAP】   オーストラリアでは「イルカ漁の町」として知られる和歌山県太地町で、イルカやクジラと一緒に遊べる水族館をこの5年間のうちにオープンする計画があるという。 太地町の関係者によると、同町では町全体を公園化するという長期計画の一環として、現在、観光客がイルカや小型のクジラと泳いだりカヤックを楽しめる水族館の建設を計画しているという。 2009年に公開されたドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」では、太地町で行われているイルカ漁の様子が撮影され、イルカが血を流し殺されていく姿が世界中の人々に伝えられた。この映画は2010年、映画の最高峰であるアカデミー賞を受賞した。 和歌山県では、2012年、1277頭のイルカが捕獲された。今シーズンのイルカ猟(今年9月から来年8月まで)では2016頭の捕獲が認められている。捕まえられたイルカは食肉などに使用される。

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