【キャンベラ19日AAP】 首都管轄区域(ACT)で7月1日から、国内で初めてLおよびPプレート運転手に対し、ブルートゥースやスピーカーシステムを使ったハンズフリーでの携帯電話使用が禁止される。
運転中のいかなる機器の使用も安全でないと、国際的に証明されている。2016年にキャンベラ大学が行った研究で、若年ドライバーの4分の3が運転中にテキストメッセージを読み、半数以上が少なくとも週1回テキストを送信したと答えている。ACTのラットンバリー道路安全相は、「路上で負傷・死亡する若者が多すぎる」と述べた。
GPS機能のデバイスは、運転手が手で持たないこと、さらに運転を開始する前に設定した上での使用が許可される。
運転中に携帯電話でテキストメッセージやソーシャルメディア、アプリやインターネットにアクセスした場合は罰金589ドルおよび減点4点、ハンズフリーでの会話には罰金480ドルおよび減点3点が科せられる。