【シドニー１１日ＡＡＰ】　　　調査会社「アンホルトＧｆｋ」が、世界の住みやすい都市トップ５０を発表した。その結果、シドニーが２位、メルボルンが１０位に入った。 同調査では１１ヵ国の成人５１４４人を対象に聞き取り調査し、「各都市のブランドイメージ力とアピール度」を測定。総合評価でロンドンが１位に選ばれた。シドニーは２位に入り、パリ、ニューヨーク、ローマ、ウィーンなどを凌いだ。 シドニーは「温かくてフレンドリーな人々」部門と、「旅行者が安全に感じる街」部門で１位に選ばれた。これを受けてＮＳＷ州のスリス観光相は、シドニーが非常に評判の高い世界的都市であることの表れだと述べた。また、「シドニーは見事な港や素晴らしいイベントやフェスティバルなど、観光客にとってユニークな体験ができる街として良く知られているが、今回シドニー市民への評価や、市民らが旅行者の体験に良い影響を与えているとしても認識されたのは素晴らしいことだ」と語った。 一方、総合評価で１０位に選ばれたメルボルンは、前回の調査から２ランク上昇した。