【ブリスベン16日AAP】 QLD州政府は、増加するギャング(Bikie)問題の対策法として関連する法律を強化した。社会からギャング追放を狙う。
州政府は16日午前3時という異例の時間帯にギャング対策法案を可決した。これにより、今後はギャングのメンバーは、入れ墨店を所有またはそこで働くことが違法となる。さらに同法律では、バンディードスやフィンクスなど26のギャングの名前が挙げられている。
ブレイジー法務相によると、州政府は今後も同法律の強化を検討しており、セキュリティ会社やジム、中古車店なども対象とすることを視野に入れている。ブレイジー法務相は、「今後もギャング対策を益々強化していく」と述べた。