【シドニー17日AAP】 NSW州では17日、猛暑と空気の乾燥が予想されるため、火の使用の全面禁止が州広域に発令された。
気象庁の発表によると、同日のシドニーの最高気温は34度まで上昇する見込みだ。また、州全体で湿度が極めて低くなると予想されるため、火災が発生しやすくなる。州北西部、イラワラ・ショールヘブン地域、シドニー広域に火の使用の全面禁止が発令されている。
州地方消防サービス局は州民らに対し、火事に備えて各自の防火避難対策を見直すよう注意を呼びかけている。また、火災を発見した場合、直ちに通報するよう要請している。
同州では今週前半、ホークスベリーとハンター地域で山火事が発生し、6戸の住宅が焼失した。