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山火事から自宅を守ろうと・・・ 男性死亡

【シドニー18日AAP】   引き続き燃えているシドニー北部沿岸部のブッシュファイヤーで遂に死亡者が出た。17日午後、自宅を守ろうと消火活動をしていたレークマンモラーに住む63歳男性が、消火活動中に心臓発作を起こし搬送先の病院で死亡が確認された。

ゴスフォード北部のレークマンモラーからキャサリン・ヒルベイにかけて、17日からブッシュファイヤーの火の手は広がった。歴史ある町として知られるキャサリン・ヒルベイの住民らは18日、避難場所から帰宅許可が出たが、19世紀に建てられたものを含め歴史的建造物5軒などが全焼したという。

キャサリン・ヒルベイに住むある男性は、「電柱が燃えて道に横たわっていたり、何もかもが破壊された。まるでこの世の終わりが来たみたいだ」と述べた。一方で、レークマンモラー在住の女性は、「みんなが辛い時に手を取り合って助け合うのが大事」と話した。

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