【ブリスベン21日AAP】 ギャングへの対応を強化しているQLD州で、今度はギャングメンバーの囚人服の色をショッキングピンクに変えるための法律改正が検討されている。
現在、QLD州の囚人服はカーキ色のオーバーオール。カーキは目立ちにくく、以前から脱獄の心配が懸念されていた。
デンプシー州警察相は新聞のインタビューに対し、「州矯正サービスに対して囚人服の色を変えるための調査を行うよう指示した。まずはギャングのメンバーにピンク色の囚人服を着せ、様子を見てから他の囚人服も同じ色にすることを検討したい」と述べた。
QLD州では先週、ギャング関連法が強化された。この中では26のギャング団体が指定され、そのメンバーはグラブハウスの出入りや3人以上で集合することが禁止となった。また犯罪を犯したギャングに対する刑罰が厳しくなった。