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豪人テロリストの子ども 帰国へ

【シドニー24日AAP】   連邦政府は、イスラム過激派団体(IS)に属して死亡オーストラリア人テロリスト2人の子ども8人を、シリアの難民キャンプから救済したと明らかにした。

カレード・シャローフの息子のハムザ君(8)、娘のホダさん(16)と妊娠中のゼイナブさん(17)とその娘2人、ヤシン・リズビクの子ども3人の計8人だ。ジ・オーストラリアン紙によると、子どもたちはシリア外の安全な場所に移動した後、帰国してメルボルンで生活する見通し。モリソン連邦首相は、「子どもたちは親が犯した罪の罰を受けるべきでない」と声明を発表した。

4月、シャローフの子どもたちはシドニーに住む祖母のカレン・ネトルトンさんと5年ぶりにシリア北部で再会した。ゼイナブさんはABC局の取材に対し、「親にここに連れてこられた。親が亡くなった今は、子どもたちと普通の生活がしたい」と話している。

シャローフは2017年、12歳と11歳の息子2人とともに空爆を受けて死亡したとされる。妻のタラ・ネトルトンさんも2015年に病死した。

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