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大学で爆発物騒動 5000人が避難 

【シドニー24日AAP】   シドニー市内の大学で、爆発の可能性がある薬物が発見され、校内にいた5000人が避難する騒動となった。

現場はシドニー工科大学で、24日午前11時ごろ、250ミリリットルの小瓶に入ったピクリン酸の結晶体が2瓶発見された。

この瓶が保管されていたのは耐爆発性のキャビネットだったが、ピクリン酸は空気にさらされると結晶化し、爆発する可能性があるため、校内にいた人々を避難させた。NSW州消防・救急隊によると、爆発物処理班がピクリン酸を除去した。

ピクリン酸は、染料や薬剤、消毒剤や清掃商品などの原料に使われる化学物質で、検視にも用いられる。

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