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デンマーク皇太子夫妻、山火事現場慰問

【シドニー27日AAP】   シドニーを訪問中のデンマーク皇太子夫妻は27日、ブッシュファイヤーの被害が多く出ているシドニー西部ブルーマウンテン地方を訪問し、現地の人々との交流を楽しんだ。

フレデリック皇太子とその妻でオーストラリア出身のメアリー妃は、ウィンマリー地方消防署(RFS)を訪問。オファレルNSW州首相やRFS局長から被害状況についての説明を受けた後、およそ200人の王室ファンや地元の人々から、花束を受けたり握手をするなど熱い歓迎を受けた。

現場に駆けつけたある男性は、娘(6)にせがまれてやって来たという。この男性はウィンマリーに住宅を建設中で、男性の家は無事だったが近所にはブッシュファイヤーの被害を受けた人がいるという。男性は、「以前シドニーに住んでいたが、その時とは比べものにならないほど、この地域の人々はつながりが深く皆が親切だ」と話した。

駆けつけた子ども達の中には、プリンセスに会うということでドレスを着たりおしゃれをした姿も見かけられたが、当のメアリー妃はジーンズにスニーカー姿という非常にリラックスした姿だった。

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