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干ばつ被害のNSW農家に支援金

【シドニー30日AAP】   NSW州政府は、長期にわたる干ばつに苦しむNSW州北西部の農家に対して3000万ドル以上の予算を投入し救済の手を差し伸べることを発表した。

同州のホッキンソン第一産業相によると、州北西部の農業は、過去10年間で干ばつ・洪水の被害が無かったのはわずか2シーズンだけだったという。同相は州議会の中で、「州北西部の農家は異常ともいえるこの状況に苦しんでいる」と述べた。

農家に対する支援金の内訳は、約2000万ドルが農業開発支援金に振り分けられ、優遇的な金利でローンを提供などする。また440万ドルは、モレー-コラレナブリ間の給水を確保するための計画資金に充てられる。

ホッキンソン第一産業相によると、この支援金は今年7月1日にさかのぼって計算され、ボーク、ワルゲット、ブレワリーナなどの地域に住む農家が対象となる。

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