【キャンベラ29日AAP】 移民省が発表した2012/13年度の報告書によると、昨年度における移民拘留所で死亡した人の数は5人いたという。
これらの人々がすべて、いわゆるボート・ピープル(ボートで違法に入国しようとする亡命希望者)かどうかは明らかにされていないが、拘留所に収監されている人の83%がボート・ピープルであることを考慮すると、死亡した人々もそうである可能性が非常に高い。
報告書によると、同年度においてオーストラリアに到着したボート・ピープルの数は2万5724人。国内外の拘留所に収監されているのは3万8147人。前年度から1万9370人増加した。
一方、457就労ビザの発給を受けた外国人労働者数は6万8480人。このビザを持つ人の数の増加率が一番高かったのはTASとSAの両州。WA州とQLD州は伸び悩みをみせた。457ビザ所持者の出身国トップ4はインド、イギリス、アイルランド及びフィリピン。
中国人留学生のビザ申請数は前年度に比べ9%増加したが、インド人留学生の数は26,5%減少した。