【大阪27日AAP】 連邦政府のスコット・モリソン首相は27日、大阪で開催される20か国・地域(G20)首脳会議に先がけ、日本の安倍晋三首相と個別に会談し、両国が今後も緊密な関係を築いていくことを確認した。
安倍首相は、歓迎の言葉の中で2度、モリソン首相のニックネーム“スコモ(ScoMo)”を用いるなど親密さをアピール。「自由で開かれたインド太平洋地域の関係構築のため、オーストラリアとの特別な戦略的パートナーシップを強力に推進していきたい」と述べた。
一方、モリソン首相はニュージーランドのクライストチャーチで発生したテロ事件を受け、今回のG20 においてソーシャルメディアを利用しているテロ組織の摘発を議題に取り上げて欲しいと安倍首相に要請。安倍首相がこれに応じたことについて謝意を表し「この分野で何が達成できるか期待している」と述べた。