【ブリスベン6日AAP】 ゴールドコーストのバイキーらが定期的にアジアを訪問している件で、警察は同市で営業する一連のマッサージパーラーを強制捜査した。違法の売春施設として利用している疑いがあるという。
同市バイキー対策班の最高係官、ジム・キオ警視は、バイキーらが最近になってアジア、特にタイを頻繁に訪問していると述べた。また、それと比例するかのように、ひそかに開店するマッサージパーラーの店舗数が増加しているとした。これを受けて警察が多数の店舗を強制捜査したところ、多くの場合で現金支払いのみの事業形態を取っており、バイキーらと何らかのかかわりがあることが明らかとなった。
QLD州法では、公共の場で4人以上のバイキーが集まったり、バイキー姿で現れることを禁じている。同警視はホテルやバーで働く人らに対し、店内でバイキーやその関係者らが集まっているところを発見した場合、警察への通報が義務付けられており、違反した場合は営業権の失効処分を受ける恐れがあると注意した。