【ダーウィン8日AAP】 全国の警察長官は、最近のNSW州での銃撃事件の社会に与える影響を認め、情報の共有と緊急事態への対処を討議した。
今週、NT準州のアリス・スプリングスで全国警察大臣・長官会議が開催され、8日、続発するバイキーやギャングによる犯罪対策として、銃犯罪に対する取締り強化と、対ギャングの全国特別機動隊、対ギャング諜報システムの確立が、非合法な活動を展開するバイキーやギャングを壊滅させる手段だ、との声明が発表された。
同会議は、今後も、オーストラリアの先住民や、文化的・言語的に多様なコミュニティ、子どもや高齢者と身体の不自由な人々など、社会的弱者の保護強化に努める方針だ。
また、新しい精神活性化物質への全国的な対策の必要性と、6月にシドニーの学生が亡くなった事件を受けて、合成薬物の輸入、製造、供給と広告の禁止を検討した。