【シドニー9日AAP】 シドニー南西レッピントンで燃えていた牧草火災は、9日午後5時頃、鎮静化したため、警戒警報のレベルが勧告レベルにまで下げられた。
一方、タリーの近くボビンでは、山火事のため警戒警報が出されたが、火はすでに3000ヘクタールも燃え広がっていて、空からの消火活動が続けられている。
また、火がM7高速道路の方へ進み始めたあと、シドニー西部リバプール近くのケンプス・クリークのエリザベス・ドライブでも消火活動が懸命に行われた。
9日夕方は警戒レベルだった火災は、風向きが変わったため、夜には火勢を抑えることができるという。
9日夜から10日には気温が下がるとの予報のため、消火活動もやりやすくなり、一安心できそうだ。