【ブリスベン9日AAP】 QLD州ゴールドコーストにある、オーストラリア最大のテーマパーク「ドリームワールド」で、7000人以上の入場者や職員が避難する騒ぎがあった。
クーメラのフォックスウェル・ロードの近くで、8日午後1時30分、牧草が燃え出して煙がゴールドコーストのドリームワールドの方向に流れ、巨大な煙の柱となって迫ったため、人々が避難することになった。
ドリームワールドでは煙が園内に立ちこめ、厚くなり始めたため、アトラクションがひとつずつ閉鎖させられた。
避難した人は、「煙は、本当に黒くなって、園内全体をおおい始めた」「灰がすこし落ちて来たので、喘息患者には大変だったと思う」などと話している。
ドリームワールドでは、入場者やスタッフ、動物たちの安全のため、避難措置をとった。
QLD州地域安全局では、住居への危険はないとしているが、ドアや窓などは閉じておくようにと勧告した。
ドリームワールドでは、10日の日曜日は、通常通り開園すると話している。