【キャンベラ30日AAP】 新会計年度の7月1日から、新たに銀行向けの倫理基準が実施される。
新たなガイドラインのもと、銀行は低所得の顧客に手数料が無料または低い口座を勧めなければならない。クレジットカードを持つ顧客には、初回提供価格の期間終了前に知らせる必要がある。また、他人のローンの保証人になる人には新たに3日間のクーリングオフ期間を設ける。小規模事業には、より小規模で簡略なローン契約が提供される。
オーストラリア銀行協会(ABA)のアナ・ブライ最高責任者は30日、「国内銀行への新たな規則書となる」と述べた。今後、独立した機関が銀行を監視し、無作為にシークレット・ショッパーによるレビューを行って結果を公表する。オーストラリア金融苦情当局(FCA)も新ガイドラインを歓迎した。
銀行はすでに、新ガイドラインに備えて従業員13万人以上を教育済み。