【シドニー10日AAP】 NSW州警察は先週末、飲酒の特別検挙活動を行い、197人を飲酒運転で検挙した。
警察が週末行った「ドリンク・ドライブ2」活動では、州全土で15万人以上が飲酒検問を受け、197人が飲酒運転で検挙された。
シドニー西部ペンリスでは制限速度が時速60キロの区間を時速87キロで走行していた男が逮捕された。男の血中アルコール濃度は0.183だった。また、シドニー南部アルビオン・パークレールで35歳男が血中アルコール濃度0.211で逮捕された。
この週末は、スピード違反でも州全土で多数の検挙者が出た。9日夜、シドニー北西部のマーズフィールドでは時速50キロの制限速度区間を時速103キロで走っていたPプレート(初心者運転免許)の男(32)が逮捕された。男は免許停止処分を受けた。
警察の交通パトロール担当は、ほとんどの市民が交通ルールを守っているのは分かっているとし、「たった1人の運転手が飲酒状態で運転することで何人もの人々が命を落とすことになり得る」と述べた。